2015年12月16日

掛けるのは得意です。

最近心機一転、新たな気持ちで労働と向き合っております。もともとヒラなんですけど、さらにフレッシュなヒラとなって、出社後の元気な挨拶から始まる日々。覚えなければいけないことも多く、知らないこともたくさんあるため、刺激を受ける毎日です。

そんな中、僕は今日ひとつの試練にぶつかりました。

電話の応対です。

知らない人から掛かってくる電話を知らない人に取り次ぐという作業の難しさ、いつ以来ぶりかは忘れてしまいましたが、改めてその作業の難度の高さに震えました。まず、僕基本的に相手の話を聞いていないようでして、1秒前に言われた先方の名前を聞いておらんのです。タナカさんだっけ?ゴトウさんだっけ?のレベルで一文字たりとも聞いていない。

聞いていないっていうか、その手前の「●●社の」の部分だけでメモリが一回埋まっちゃって、次が入ってこないのです。私の頭の中の消しゴムっていう「何でもすぐ忘れちゃう」人の映画がありましたが、さしずめ僕などは「私の頭の中の付箋紙」みたいな感じ。一言で埋まっちゃってつづきが書けないのです。

で、さらにそこからご指名されたお相手がまた知らない人なんだコレが。ワタクシ、他人にまったく興味がないものですから、他人の顔と名前を覚えられないのです。そりゃ、すごーく近しい人とか、毎日会話する人なら覚えますけど、数回会話した程度だとまるでダメ。だもんで、「誰かわかんない人から誰かに電話でーす」「思い当たるフシはありませんかー」みたいな声を張り上げて、周囲の推理をうながすという強硬策を繰り出す始末。大人としての堂々たる精神力は発揮できたものの、コイツダメだ感は若干加速したかもしれません。

結局、「見つからんので見つけ次第折り返させますわ」という提案をぶつけて先方には一旦引き下がっていただいたものの、捜索の末に発見した取次先に「折り返すように」と申しつけましたところ、「その会社からの電話初めてなのでどこの誰に折り返せばいいかわからん…」というビッグワナが待っており、何もかも宙ぶらりんに。改めて、人間力の低さというものが浮き彫りになりました。

自分でもわかってるのですが、僕はそういうのまるでダメで、改善する気もないのです。内向きに引きこもって、孤独に単純軽作業するのが関の山。しかも量的にもこなせない(※すぐ飽きる)ので、一番向いていると思われる職業は「俳人」なのです(※小説家は書いてる途中で飽きるのでダメ)。三日ぐらいボーッと島とか見つめて「松島や ああ松島や 松島や」「で、ひと仕事終わったことにしよう」というくらいの仕事しかできない。何にも、向いてない。

そんな調子で、これからまだまだ残っている労働人生が非常に危ぶまれますが、僕ははたして大丈夫なのでしょうか。まぁこのぐらいでは動揺しない程度には図太くもなってきたので、明日からは自分のデスクの固定電話の線をそっと抜きまして、鳴らないようにしてやろうかと思っております。あとはずっとヘッドフォンして聞こえないフリとか。

なお、取り次ぎ方面だけでなく、自分に掛かってきた電話でも「受話器を落っことして通話をブツ切り」というアクシデントを本日引き起こしておりますので、ご連絡はいっさいがっさいメールにてお願いできれば幸いです。



posted by フモフモ at 00:31 | Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする