2016年03月01日

伊豆の迷い子。

告知です。今月も日刊SPA!さんでの間借り連載、穴場探訪記事がアップされました。ウェブベースなので誌面を食うわけではないにせよ、2016年もこうして載せていただけるのはありがたい限り。僕の貴重なレクリエーションとして、毎月のお楽しみとなっています。コイツが楽しいんなら応援したろう、そんな気持ちで見守っていただける方は、読まなくてもいいのでクリック&リツイートのサポートをお願いいたします。読まなくてもアクセス解析的には区別つかないと思いますんで。




今回は伊豆遠征です。好き好んで伊豆に行ったわけではなく、そこに東京五輪の試合会場があるからです。記事中にもマイルドに書き連ねてはおりますが、かなりきっつい感じです。距離はまぁいいとして、何と言うかダマされた感が半端ない。東京メトロポリタンに対して世界が想像するものって絶対コレじゃないというすべてが、そこにはありました。

廃墟然とした街並み。パッとしない土産。アヤしい風俗産業。謎のブティック。薄暗いメシ屋。細い道と脆弱な公共交通機関。その中に、これはもう大層立派な自転車競技の会場がある。競技だけをするなら、すごくアリな立派な会場なんですが、観光を含めたお・も・て・な・しを考えると、そこに「東京」はありません。伊豆、ズバリ伊豆。

僕の中には文豪が愛した宿場は基本ダメであるという持論があります。文豪は宿場でロクなことをしない。何かを書いていると言えば仕事ではありますが、ブラブラしてゴロゴロして芸者遊びをして、書くの書かないのとウダウダしている。有り体に言えば、色街です。文豪がウダウダしている宿場は。踊り子が裸で手を振ったりする感じの。

しかし、現代日本にその時代の華やかさは受け継がれていません。それはもうなくなった夢なのです。かつての栄光の抜け殻が残り、廃墟となったスナックだけが往時の名残をとどめる。炭鉱町が衰退するように、色街もまた滅びゆく定めにあり、文豪が描く美しい風景は昔々の良き思い出なのです。

伊豆界隈はまさに文豪宿場の代表格。いかにもな文豪宿場が今も生き続けています。これは2020年も変わらないでしょうし、今より4年分老いていることでしょう。何かこう、コンパクトでもないうえに、東京でもないという点で、世界からの来訪者にまんじゅうのひとつも差し上げないと、いたたまれないような気持ちです。

伊豆の話なのでもはや知ったこっちゃないですけど、現地は2020年どうするつもりなのでしょうか。僕には、外人が路頭に迷う未来がハッキリと見えていますが、大丈夫でしょうか。最寄駅から8キロをリュック背負って歩いていく外人が、宿がないので山中でキャンプして、最終的にバスに接触する予感しかしません。テロが道に迷って救難信号出してくるんじゃないかと思うほど。

「レンタサイクル」

今、電撃のようにピーンときました。そうだ、自転車を貸そう。会場まで自転車で行ってもらって、帰りは伊豆長岡とか熱海まで自転車で行ってもらおう。そうすれば宿と足は何とかなるだろう。山中でキャンプされるよりは安全だろうし、自転車を見にくるぐらいだから乗れるだろ。この際、自転車はあげてもいい。競技場建てる金が浮いたんだから、自転車くらい配っても大丈夫なはずだ。

伊豆のみなさん、どうぞレンタサイクルを用意してください。個人的な感想ですが、あの会場に世界の観光客をバスでピストン輸送するのは無理だと思います。道が狭くてすれ違えないんだもん。スマホのGPSとか使えばルートはわかると思うんで、とにかく足だけ何とかしてあげてほしい。面白ニュースを生み出したいなら、それはそれで考え方としてあるのかもしれませんが…。

↓スマホ持ってない外人はこの看板を頼りに会場まで歩いていくことになるが、たぶん着かない。
DSC07569.JPG

無理だろーw これは無理だろーw

誰だよ「選手村から8キロ圏内のコンパクト五輪」って言ったヤツw

修善寺からまだ8キロあるじゃねーか。



posted by フモフモ at 01:32 | Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする