2016年04月08日

マホロバケーション。

ひっさびさにももクロちゃんに行ってきました。去年は1月に行って、舞台見に行って、ファンクラブイベントに行っただけで、大箱のライブはナシでした。遠かったりすると、少しの都合悪さを乗り越えられなかったりして。何かすっかり遠のいてました。ときどきDVD見て、ときどき録画のテレビ見て、ときどきYoutube見るみたいな生活でした。

ドームツアーの集客が悪いみたいな話も聞いてたんですけど、実際どうなっているのかはよくわかっておらず。ドームツアーのファイナルを飾る西武ドーム2DAYSも、2日とも当たっちゃって、まじで人気落ちてんじゃないのかって心配しながらの参戦です。

初日は夕方にノンビリと入場。認証の列もグッズの列も15分くらいで突破できて、少しさみしくなります。西武球場前駅から入場口まで2時間かかったあの頃のサバイバル感が懐かしい。グッズ買うために朝9時に横浜に集合したアクティブ感が懐かしい。ますます心配です。

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相変わらずカラフルな集団。

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スズキのハスラーが展示中。

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屋根の隙間からセットが少しチラリ。


しかし、ドーム内に入るとビッシリと埋まった客席。テンションはむしろ高め。ゲートをくぐり、トイレに行って、荷物の整理をするとペンライトが久々に輝きます。さぁいくぞ、1年ぶりの大箱に少しずつ緊張感も高まり始めます。もらったチケットを見ながら階段を降りてアリーナに向かいます。

指定されたブロックはA。初めて見た、A。そして自席に近づくに連れてドキドキしてきます。うわ、どんどん真ん中に行く。まだ行く。たどりついたのはステージに向かって左側中央のブロック。ももかの正位置だ。ももかももかももか。何だろう、このご褒美みたいな割り当て。「お前、久々だからサービスしといたよ」ってことでしょうか。何か、たぎってきます。そして登場したメンバーたち。近い。マジで近い。モニターなんかいらないくらい表情まで見える。

アルバムひっさげてのツアーということで前半部はアルバムを曲順通りにやっていきます。まだ不慣れなコールを繰り出したり、じっくりと聞いてみたり。ももかのコブシはますます銀河系の向こう側にスパイラルしており、サザンにでも入る気なんじゃないかって感じです。モノクロデッサンがこんなにライブ映えするんだとか、アルバムの印象とはちょっとずつ違うのが楽しい。

でも、途中でふっと仕事の考えたりなんかして、あぁ持ち帰った仕事どうしようとか、こんなことしてて大丈夫かなとか、月曜日心配だなとか、考えてました。平日休みたいけど休めないなとか。そのたびに少し気が落ちてました。今日ライブ行って、いろいろやったらもう朝だよなって。明日もそれやったら何も終わんないじゃんって。自分、2日も来ちゃダメだったんじゃんって。ふぅーって。半々くらいで、落ちてました。

だけど、そのたびにももかだったり、メンバーが近くにくるんですね。目の前で手を振ってくれて、歌ってくれて。そのたびにペンライトの色を変えて名前を呼んで。その忙しさが、別の忙しさを少しずつ押し流していきます。大きな波が小さな波の跡を消すみたいに。潮が引いたあとに平らな砂が残り、最初の足跡がクッキリ残る場所ができる。そこをメンバーがダッシュしていく。グッチャグチャに。

「もう1時間40分経ったね」っていうMCを聞いて、えっ、もうそんなにって思った頃。何か久しぶりにいろんなことを忘れられた気持ちになりました。仕事もね、やりますよ。それなりに。野球見たり、サッカー見たりするのも楽しいですよ。もちろん。ただ、それって忘れちゃダメな僕のフィールドなんですね。小さな責任感もあるし、意地もある。

だけど、忙しすぎて疲れちゃってたんです。それしかできなくなっちゃってたんです。アウトプットだけで、すり減るばかりで。それをね、大きな波でリセットしてくれている。帰りたくないなってハッキリ思ってる自分は、もう仕事のことなんかどうでもよくなってて。何とかなるんじゃねーかな的な根拠ない自信もわいてきて。エネルギー充填120%なら、奇跡も起きるんじゃねぇかって。

そして久々のovertureが来たとき、ドーーーーーーン!!

自分の声とスイングがドーーーーン!!

いつもと同じことやってるだけなのに、全然違う。コッチ側の問題として、この楽しさ忘れていたぶん新鮮。向こう側の問題として、みんなすごい上手くなってる。信じられないぐらいの声が出て、信じられないぐらい熱い。外はかなり寒いのに、1枚装備減らすくらい熱い。行く春来る春、ちょうど今この季節の歌。これはライブで聴くのは初めてだな、すごくいいな、楽しいな、若返るな、春だな、キラキラしてるな、全部のイイ感情が自分からわきあがってくる。スッカスカのカラッカラだった気持ちがわきあがってくる。

あーりんのギターパフォ見てドヤドヤして。しおりんのピアノ聴いてホホーってなって。リーダーのフラフープができてんだかできてねぇんだか微妙なので苦笑いして。れにちゃんのタップ見てゲラゲラ笑って。ももかのドラムをすぐ足下から見て「ドラムセットで見えない!」って叫んで。ももか最高だな、ほんと最高だなって泣けてきて。そういうのが、映画とかイベントとかにはなかった、この1年足りなかったものだって気づかされました。

与えられるんじゃなくて、自分の中から湧き上ってくるこの感じ。コレコレ。コレだ。コレが特別だったんだ。クスリの最初の一発目みたいな、高揚感が甦ってくる。歌の上手さとか、曲の良さとか、演技の上手さとか、見た目とかいろんな軸があるんだろうけど、何かわかんないけど「効く」。心に「効く」。

ひょっとしてコレ、ライブじゃなくて病院じゃないか。乾いてた何かが治っていく。治ったところが、キラーンって一回光る。緑の光が表面を筋のように走って、何かの数字がカウントアップしていく。4時間ほどのライブでしたけど、終わりに向かうにつれて元気になっていって。スタミナ回復してんじゃん、今日4時間睡眠だけど満タンまで回復してきてんぞって、驚くほどの効能でした。

セットリスト覚えるのも止めて、幕間の出来事を覚えるのも止めて、ただ流された時間。治療を終えたら、「やるぞ」っていう気持ちが戻ってきて、自分のフィールドでもう1戦しましたとも。身体は疲れてたけど、朝まで止まらない感じになって。きっと、何かしたかったんですね、自分の仕事を。

ライブ行ってよかった。結局、持ち帰りの仕事する時間はなくなったけれど、やる気のない数時間より、何でもできる気がする5分のほうが勝機アリだって、感覚が教えてくれてる。「月曜日やろう」ってことで腹は決まりました。きっと大丈夫だと思う。で、翌日はお知り合いもきてたので、終わったあと感想戦してお酒飲んで。さらに家帰ってもう1戦して。すごい大変でしたけど、できちゃいましたね。

こんなに回復する週末は久しぶりでした。楽しい日はそれなりにあるけれど、回復したのはホント久しぶり。このようにですね、うなだれた大人が全回復してバッキバキに燃え上がることを、マホロバケーションとですね、言うんだそうです。ライブじゃないんだな、もう。マホロバケーション。歌の主張と、自分の受け止め方がガッチリ噛み合って、これだったんだなという再確認をさせてもらいました。心の動きの話ばっかりで、よくわかんないと思うので、3行にまとめると、

命がリフレッシュされる

ももクロ天国に一度はおいで

「マホロバケーション」できるから

ということなのです。



絶望的に思えた仕事も、月曜日半日で終わりましたわ。

これがマホロバケーションの効能です。




posted by フモフモ at 02:48 | Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする