2016年07月09日

明日は選挙だ、ビールが美味い。

こないだももクロちゃんのピンクのあーりんが参院選挙の特集記事に出ていまして、「うわー、もうあーりん20歳超えたのかー」とビックリしたんですが、そうじゃなくて今回から18歳も投票できるようになったんですね。おめでとうございます。

いい機会なので、僕が普段どういうことを考えて選挙と向き合っているのか、メモっておきたいと思います。一応、これまでの選挙で家に届いた投票用紙はほぼほぼ使ってきているつもりです。全部かどうかは確かではないですが、面倒臭くてサボったりはしていませんので、ある程度新人に御高説してもいいでしょう。


●自分の1票で世界は変わらないが、気持ち悪いヤツをひとり倒せる

よく若者が選挙めんどくさいの理由にあげるのが「私が行っても何も変わらないし…」というヤツ。でもそれって当たり前。ひとりで何ができるんだと。自分ひとりじゃ、クラスの中の席替えだって決められないでしょう?ひとりとか一票で世界を変えるには、巨万の富とか、千年つづく血脈とか、超常能力とかが必要なんです。

あなたの1票で世界は変わらない。

ヘンな夢をもたないよう、そこはまず理解してほしい。

ただ、投票しないというのはコレは危険です。世の中には、この選挙というシステムを利用して、自分たちの臨む気持ち悪い社会を実現しようとしている連中がいる。宗教団体とか、共産主義者とか、マック赤坂とか。きっと彼らは「自分たちの仲間だけが投票に行けばいいのになー」と思っている。そうすれば、自分たちの仲間が当選して、自分たちの臨む社会になるから。

その軍勢が100万人とかいるわけです。しかし、自分の手にある投票権を使えば、その気持ち悪い軍勢の兵士をひとり倒せる。気持ち悪い社会に投じられた1票を、自分の1票で相殺できる。一人一殺。自分のチカラで社会は変わらないかもしれないが、ひとりぶんの活躍は必ずできる。ひとりぶんの活躍ができるなら、ムダじゃなくないです?その責任は果たさないと怖くないです?

3人分、10人分、100人分の活躍ができるようになるには、それはもっとチカラをつけないと無理なのは当たり前。仕事なり、勉強なりで「一人前以上」になってから、初めて一人一殺以上の活躍ができるようになる。僕はいまだにひとりぶんの活躍しかできていませんが、それでも毎回「この気持ち悪い候補が落ちますよーに」と願いながら、比較的マシな候補に投じるようにしています。

もし、選挙をしても世界が変わらないような気がしているなら、それはあなたの先輩たちが、気持ち悪い勢力を地道に倒して「変えさせなかった」からです。その仕事を、引き継ぐ人を、あなたの暮らした世界は求めています。少しだけ年寄りの僕らの頑張りでマック赤坂はずっと落ちているんですよ。たぶん。


●政策で選ばない、聞いてもわからないし、どうせ全部ウソ

「政策を聞いてもよくわからないし…」という若者にありがちな選挙めんどくさいの理由。よく理解できないのは、もちろん勉強不足という側面もあるけれど、こっちゃ素人なんですから政策など語られてもわからないのが当たり前です。わからないのは罪でも恥でもない。マニア向け知識を常識のように語る人たちがいるから引け目を感じるだけで、「そういうことを一般人が考えなくても国がちゃんと運営される」というのが正しい姿。

機械のことも、農業のことも、医療のことも何も知らないでしょ?でもちゃんと世界はまわってるでしょ?それぞれが自分の仕事をちゃんとやればいいのであって、政治や経済のことがわからなくてもちゃんとまわるようになってなければいけないのです。わからなくても、いいんです。必要があればマニアが騒ぎます。それもまた、社会の仕組み。あなたは自分の本分である何かのマニアであればいいのです。

むしろ、わからないことなら中途半端に聞きかじらないほうがいい。選挙期間だけ話を聞いてもどうせわかるわけがない。そして、選挙期間は耳障りのいい話ばかりで、聞いたところで仕方ない。できもしないこと、盛りに盛った自分の実績、理想論、夢、スマイルセラピー、そんな話ばかりです。真に受けてもしゃーないのです。プレゼンのときだけ調子のいいことを言う営業マンみたいなもの。聞くだけ時間の無駄です。

政策に投じるのではなく、自分にとって気持ちよい社会を実現してくれそうな「自分の同類」に自分の権利を託す、それが現行の選挙ととらえてください。むしろ恋愛と同じようなものと考えたほうがいい。「この人となら幸せな家庭を築けそう」「私たち気が合うね」「好きかも」というパートナーを探すといい。「生理的にダメ」という候補がいたら、きっとダメです。どんなにカッコイイことを言っていても、生理のほうが正しいメッセージを出しているはず。

「信用に足るか否か」

話の内容よりも生き様を見たほうがいい。同級生や、バイト先の先輩や、学校の先生を見るのと同じように。ヘンな格好をしているヤツはきっとヘンです。声だけやたらデカイやつはきっとロクでもないヤツです。態度の悪いヤツは、仕事のできないクズでしょう。相手によって振る舞いを変えるヤツは最低の人間に違いない。目がイッてるヤツは絶対に危険です。「気持ち悪いヤツ」とつるんでいるヤツは、きっとそいつも気持ち悪い。もしも話を聞くチャンスがあったなら、政策ではなく、スタッフや家族に話しかけるときの言葉を聞き、その振る舞いを注視したほうがいい。身内への態度に、人間の本性は現れます。「自分の子どもには政治資金でクレヨンしんちゃんを買ってやる」とかね。


●迷ったら、冒険しないで1回流す

それでも、最後の決断が下しにくいとき。そのときは棄権するのではなく、流すほうがいい。とかく悪いヤツらは決断を焦らせます。買い物でもそうでしょう。「今だけお得!」「早く買わないと売り切れますよ!」「乗り遅れるな!」とか。本当に善良な人はそんなことしないのです。いい話も、悪い話もしたうえで、それでもコッチがオススメであるということだけを説く。それが善良な人間の姿勢。焦らせるような話にはのってはいけないし、決断を迫ってくるヤツはまず間違いなく悪人です。

迷ったら無難に老舗、これが間違いない。

100年つづく店には、100年つづくなりの理由があります。ゴミのようなメシを出す店が100年つづいたりはしません。最上級ではないかもしれないけれど、及第点はとれる。選挙だって同じです。5回も6回も当選している候補は、その5回なり6回なりの間に、ヘマをやらなかった「老舗」なのです。何をやったかわからない人かもしれませんが、その期間に決定的な迷惑を世間にかけなかったのなら、それなりに安心できる。

勉強していったら、「本当はこの人に投票すべきだった」ということにあとから気づくかもしれない。そのときは、次回からそうしてください。本当に信任に足る候補なら、1回落ちたくらいで挫けたりはしません。必ずまた次の機会に出てきます。政治なんて1年や2年で結果が出るものではないわけで、1回落ちたくらいで消える候補なら、そもそも政治には向いてないのです。

そういう意味では、わからない人はまず「当選2回以上」の候補から選ぶといいでしょう。間違っても「初出馬」には入れてはいけません。本当に覚悟があるのかないのか、わかりませんから。「当選2回以上」なら1回誰かに信頼されて、その間にヘマをやらず、もう1回誰かに信頼されたのですから、それなりのはずです。創価学会の会員とかクレイジークライオンガールとかかもしれませんが、複数回も当選しているなら、それなりに穏便(もしくは無力)なはず。

実際、マック赤坂は当選ゼロ回ですしね!


いっぱい失敗してください。「クソー、クズに入れてしまった!」とか後悔する日もあるでしょう。それでいいのです。僕も民主党に入れてしまったことがあります。いまだに恥ずかしいです。「人間を見る」というのはとても難しいことで、社会に出てからも、一生が勉強です。僕も長い時間をかけて、ようやく「間違いないクズ」を見分けられるようになったかならないかというところ。18歳や19歳が、ちょっとたぶらかされるのは想定済みです。そのぶんは、時間をかけて目を鍛えた先輩が、何とか相殺できるように頑張ります。まずは恐れずに、面倒臭がらずに、選挙に行ってほしい。

その投票権は、吉野家の玉子券みたいに「使っても使わなくてもいい」ヤツではありません。「気持ち悪い王様」がひとり出てきただけで民衆絶滅とかになっちゃう悲劇を繰り返す中で、遠い遠い先祖が獲得した大事な権利。「気持ち悪いヤツ倒す権」です。それを使わないのは、「自分の住む世界をどうイジられてもガマンします」という意味です。そんな気持ち悪いこと耐えられますか。

自分の一票で世界を変えるんじゃない。

自分の一票で、この世界を気持ち悪くイジろうとしている連中を阻止するのだ。

そういう気持ちで大事に使ってください。

一票入れてから見る夜の選挙特番は「ハイ、こいつ落ちましたー!」とか、めっちゃ楽しいですよ!


なお、僕も会社をクビになったら「週休4日制」などの休日政策を掲げて選挙に出るつもりですので、そのときはどうぞ何も考えずに僕に入れてください。必ずや週休4日制を実現し、究極的には労働時間ゼロを目指します。キリギリス革命、人類の新時代へ。あついご支援を、ひとつよろしくお願いします。




posted by フモフモ at 23:54 | Comment(12) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする