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2016年10月30日

バスのお兄さん。

昨日の遠出がたたってすっかり疲れてしまったため、今日はハロウィンには行かず、家の近所でダラダラ過ごしました。基本的に出かけるの好きじゃないですからね。

ふらふらと街道沿いに歩いていくと、人だかりが。何でもバス会社がバスのお兄さんを集めて祭りを開くというのです。僕もバスのお兄さんと同じ格好をしていましたので、なかに入ってもまったく違和感がありません。

この祭りはどうやらまっぷたつに勢力がわかれているらしく、一角では子どもたちが消火器の訓練をしたり、バスに乗って記念撮影をしたり、親子で楽しく過ごしています。

それとは少し離れた一角では、バスのお兄さんが真剣な検討会を開いています。お兄さんたちの人垣の向こうにあるのは、バスから出た廃品。壊れた行先表示板とか、壊れたバスの部品とか、バス亭に貼る案内のゴミとか、有り体に言ってゴミです。

しかし、お兄さんは整理券を争うように求め、バス亭のゴミを物色しています。どのバス亭の案内板がいいとか、基準すら見えない世界の中で、お兄さんたちは朝っぱらから戦っている。その姿、美しい。そして、子どもたちはまったく近寄らない。

子どもも感じるんでしょうね。「行っちゃダメ」っていう空気を。ここは遊びじゃなくて、お兄さんたちの真剣な戦いなんだっていうことを。まぁ近寄ろうとしても整理券を持ったお兄さんが人垣を作って取り囲んでいるので、どっちみち近づけないんですけどね…。

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お兄さんたちはこういうものを5000円とかで買っていくらしい。


僕も冷やかしで何か買ってやろうかと思ったのですが、一定期間ののち再度ゴミにする未来がハッキリと見えたので、お兄さんたちに譲ることにしました。僕が昔、コレクションのためだけにTRFのアルバムを10円で買っていたときって、ほかの人には「中古CDのお兄さん」に見えていたんでしょうか。

最近は「何を買う」っていう系の趣味がとんとなく、たまにCDを買ったり本を買ったりするくらいですが、やはりコレクションってのはいいものです。コレクションのために遠くに出かけたりするモチベーションが生まれるのが素晴らしい。

コレクションじゃなくてもいいんで、「山の写真」とか「美味しい肉」とか何か1点にしぼって集めていくような趣味を持てたら楽しいんでしょうね。その辺は「広く浅く」が性分なので、なかなか踏み込めないのですが。ひとつそういうものがあったら、人生はより楽しくなる気がしています。

「スポーツのお兄さん」じゃ、ちょっとフワフワしすぎなんですよね。かと言って、ひとつのチームとかひとりの選手に入れ込むには、浮気性すぎるし、そこまで深く追いかけるクチでもないので。「バス」を見つけたお兄さんたちがうらやましくなりました。趣味ですってチカラ強く言えるくらいのヤツを。「そこそこいいヤツを行動圏内で見つけたら探求が終わる」っていうパターンじゃないヤツを。地の果てまで行くくらいのヤツを。どうやって見つけたらいいものやら。結婚とかも、そういう気持ちがある人がすることなんでしょうね。向いてない。

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全然関係ないですけど、祭りの会場に貼ってあった消防署のポスター。何か違和感があるなと思ったら…

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武田かよ!






posted by フモフモ at 22:53 | Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする