2016年10月17日

長時間労働を防ぐ根治策としての「労働の原則的全面的禁止および労働免許制度」。

働くのは禁止だ!

仲間内と旅行に行ったりしたとき、誰が運転するのかでワリと揉めるんですね。運転する役は酒を飲めないじゃないですか。面倒だし。そういうときは大抵が若手とかにパワハラ的に分担がおしつけられるのですが、僕は一度もその役をやったことがありません。何故なら、運転免許を持ってないからです。

免許がないと言うと、1000%の割合で運転業務からは外されます。たとえどれだけ僕がやりたいと言おうが、逆に止められます。何でなんでしょうね?マリオカートでは僕が一番速いというのを見せつけたあとなのに、実車の運転はさせてもらえないなんて。むしろ、バナナも亀もなくて安全だと思うんですけどね。

さて、話は変わって労働について。

働きたいヤツと働きたくないヤツが混在しながら仕方なく働いているという現代社会にあって、長時間労働を防ぐことは極めて難しいです。働きたいヤツは勝手な趣味として長時間働くからです。「お前はそれが好きなだけだろ!」と思いますが、こういう連中が勝手に16時間くらい働くから、よほどの能力差がないかぎりは8時間で帰りたい人間が太刀打ちできず、結果として長時間つき合わざるを得なくなるのです。「ヨソはこの値段でやってる」とかも、そういう奴隷的労働の結果だったりするんじゃないですかね。

やりたいヤツとやりたくないヤツ、できるヤツとできないヤツ。その辺をもっと細かく区分していかないと、能力は人並み平凡だけど社畜根性だけはSランクという迷惑分子によって、一般人の平穏な労働環境は阻害される一方。イチローが24時間野球のことを考えるのは別に勝手ですが、ほかにすることもないからといってダラダラ働く無能は許せない。そういうヤツが労働者の環境を不利にしている。「お前の替えとなる奴隷はいくらでもいるぞ」という余裕を雇用主に与えて。

僕はここに労働の原則的全面的禁止および労働免許制度を提案します。

労働免許は働くことの適性を審査する免許制度です。取得には1年程度の労働実施研修と、各種レポートの提出、筆記試験などを課します。むかーし学校にきた「教育実習」のクソ長いバージョンだと思ってください。サッカーのS級コーチライセンスみたいなものと思っていただいてもOKです。免許取得には最低限の能力担保という意味合いもありますが、より深淵なる狙いとして「働く意志」のテストという意味合いがあります。

普通労働免許で可能となるのは「平日のみ8時間/時間外労働不可」というレベルの労働。これを取得するだけでも上述のような教育実習以上のハードな試験を課します。最近の企業は研修すらロクにしないのですから、そのぶんを国の施策としてケアしていく。そして、すごく面倒だなぁという感じを植え付けていく。

月間40時間程度の時間外労働を可とする中型労働免許では、3年程度の実施研修と各種レポートの提出、筆記試験に加え、メディカルチェックや1年ごとの更新作業などのクソ面倒臭い手間を課します。さらに長時間労働を求める社畜の類向けには5年程度のウンタラカンタラを課す大型労働免許をご用意しましょう。さらにもっと専門的長時間労働をしたい方には、「第二種」としてより面倒臭い手間を課す特殊免許をご用意しましょう。

一応、免許が取れない人向けの救済策として、筆記試験程度で取得できる簡易労働免許(バイトとかができる)も発行しますが、それはできる作業に大きく制限がかけられる内容とします。労務管理ができないとか、受発注ができないとか、接客ができないとか、「社内単純労働」しかできないようなものに。居酒屋とかコンビニで夜中ひとりで接客するようなのは無理な内容にします。

そもそも過労死するかもレベルの労働をするんなら、それ相応の準備というのが必要なはず。軍人だって、ひょいと爆弾持っていくわけじゃないでしょう。訓練に訓練を重ねて、ようやく死ぬか死なないかという作業が可能になるのです。医学の知識も、心理学の知識もなく長時間労働という死地に向かうことなど、国として到底許可できません。

そうやって、面倒臭い手間をかけて取得した(させた)免許であれば、それは一時の仕事の成果よりもはるかに大事なワケです。だから、本人も守ろうとするし、何よりも「免許がありません」という大義名分がたつ。能力があって働きたいヤツは存分に第二種大型労働免許で働けばよく、能力はあっても働きたくないヤツは普通免許でマッタリ、能力がないけど働きたいヤツは「免許が取れずに普通労働しかできない」、能力がなくて働きたくないヤツは「免許を取るのも面倒臭い」ので相応のことしかしない。このようにそれぞれが向いている領域にバラけるように仕向けていきます。

そして、この免許は違反が見つかれば取り消しになります。クルマと一緒で免停があります。時間外無免許労働などすれば一発で取り消しとし、労働不可とします。給料の支払なども禁止され、無免許労働などが見つかれば雇用主にも厳罰が課されるようにする。「本人の自由意思」とかではなく、無免許ということを理由に雇い主も労働者も上からまとめてぶん殴る格好とする。ツイッターで「徹夜でしたー」とつぶやく行為が、「酒飲んだけどクルマで帰ります」と同じ意味合いでバカ発見案件として炎上するように仕向けていくのです。

働くのが義務みたいになっているから、みんな働くのです。

働きたい熱意と働くためにかけた手間によって、働ける領域や環境、できる内容がゾーニングされるようにしていけば、イチローと僕がデスクを並べるなんてこともなくなるはず。誰でも取れるクルマの免許でも、再取得は面倒臭いし絶対にイヤですよね。労働もそういうものに変えていきましょう。何より、免許取得までの期間、残業不能という状態で働いていれば、自然と残業しないペースもつかめて、大型免許取得後も定時で帰れるんじゃないでしょうか。働きながら大型労働免許を取得できるような人なら、その時点で時間配分が上手くなっているでしょうからね。

労働の全面的原則禁止によって、よりダラダラしていることを正当化しやすい社会を実現しましょう!

以上、新党「見たいテレビが第一」より、党首フモフモ編集長(普通労働免許取得済み)の政見放送でした。なお、党首は普通免許しか持っていませんので、国会が夜中にズレ込む場合は途中で帰りますので、採決などがあっても翌日にしていただけますようお願い申し上げます。




posted by フモフモ at 03:12 | Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする