2016年12月12日

昔見なかった海。

告知です!

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今回行ったのは伊豆、下田の白浜海岸。何だか、この連載を始めてから結構な頻度で伊豆に行かされている気がします。別に自分で選んで行っているんでイイんですけど。特にこの伊豆急下田というのは個人的にも思い出深く、伊豆に行くというドンヨリ感は特になく、楽しい旅となりました。

このあたりに昔の会社の保養所がありまして、会社に友だちがたくさんいた頃、みんなで遊びにきたのです。会社名義で買ったリゾートマンションの一室にしけこみ、そこで男たちが自由気ままに暮らす。言ってみれば「水曜どうでしょう」とか「ファイナルファンタジー15」みたいな旅でした。

特急踊り子号に乗り、折からの観光シーズンで座れない人たちも多い中、発車を待たずに始まる酒盛り。「私はいいちこを持ってきました」「私はお茶を持ってきました」「私は梅干しを持ってきました」というそれぞれの物資を突き合わせて検討した結果、「焼酎の梅干し割りですな!」という電撃的思いつき。窓辺にいいちこのビンとチェイサーの缶ビールの空き缶を並べ、「窓が埋まるまで飲んでみよう」とチャレンジしたことは、非常に印象深い思い出です。

電車を降りた時点でへべれけの男衆は、一番エライおじさんが下戸なのをいいことに「お前レンタカー借りてこい」「お前しか運転できんだろ」「ええい、待てん。俺が借りる」と駅前のレンタカー屋に直行。いいちこのビンをカウンターにドンと置きまして「クルマ貸してくれ!」と大声で頼んだときの、冷ややかな店員の目と、「僕が運転しますから」と慌ててとりなしにくるおじさんの顔。いやー、盛り上がった。

そのあとはただただダラダラと酒を飲み、ホタテをコンロに直火でかけて焼いてボヤ騒ぎを起こし、借りたクルマには結局乗らず、引きこもってゲームをしただけなのですが、気の知れた仲間といれば何をやっても楽しいというのは、本当だなと思います。もう、あんな感じで遊べる相手もいなくなり、会社というのは本当に仕事をするだけの場になりました。仕事をするだけだと、なかなか「行こう」とか「頑張ろう」とかいう気持ちにならないものです。まぁ、いい時代でした。

そのときは結局行かなかった海へ今さらになって行き、サーフィンを見るというのもまた一興。

もし、女子が一緒ならきっと海にも行ったんでしょうが、そういうあすなろ白書みたいな仲間はついぞ人生の中で得られず、いまだに何かを引きずっているような気がします。サーファーとその仲間たちが楽しそうに海に入っているのを見ると、丘と海との遠いへだたりを感じます。いいなぁと。友だちというのは、本当に楽しくて得難いものなんだと、人生を振り返って思うような旅となりました。何もない自分と、何もない相手との出会いでしかうまれない、不思議な偶然なのだという実感を伴って。

景気が悪くなって、半分は転職し、半分は異動したので、もうバラバラなのです。

つまらん、つまらん。

↓川が流れ込んで海になるところを見ました。
DSC01928.JPG

何で海に行かなかったのか。

ダメな集まりだったんでしょうね。

海に行かなかったら、その旅は楽しかったのかもしれません。




posted by フモフモ at 23:01 | Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする