2017年03月14日

本物の野球ファンの集い。

昨日はWBCを見てきたわけですが、試合内容も含めてドッと疲れが出ました。楽しいのはすごく楽しかったのですが、ちょっと体力的に自分自身がどうなのかなと思っています。特に苦しめられたのが、じっと座っていることのつらさ。行くたびに思うのですが東京ドームの座席の狭さは昭和の日本人向けのつくりで、これはもうちょっとした牢屋のようでした。

僕は比較的早い時期にチケットを買ったのですが、それもよくなかったのか、熱心な野球ファンにサンドされる形で、席の列の真ん中に入ってしまったのです。両サイドで熱心に交わされる野球談議と、一瞬も集中力を切らさない観戦スタイル。高らかに歌い上げる菊池の応援歌。ときどきトイレにでも行ってくれると助かるのですが、そんなこともなく両サイドが一心不乱に5時間を乗り切りやがります。

「普通、酒とか飲んでオシッコ行くでしょ!」

と言いたいところですが、どう考えても言いがかりなのでガマンするしかありません。水道橋の餃子の王将で買った餃子弁当をヒザの上に抱え、両脇にハミ出さないように身体を細くして食べる。ヒジを広げられないのが意外に高難度で、弁当を自分に引き寄せるのが難しかったものですから、上品にハシでもっていくのですが王将のタレが滑る滑る。ビチャっと餃子を取り落としてはからくもごはんで受け止めることの連続で、うっかりタレにリバウンドしていたら小事故となるところでした。自分のなかでの「ファインプレー!」もありました。よくぞごはんで受け止めたなと。

すでに1回裏とか2回表の時点で下半身にジワーっと疲労がたまり、足腰がこってきていました。だもんで、どうにかストレッチ的な動きをしようと思い、得点が入るたびに立ち上がることにしました。「ヨーーーーシ!」などと言って立ち上がるとすごい入れ込んでるファンみたいですが、実際は足をのばしているという。たぶん外野にいたほうがラクだったんでしょうね。立ってる時間も長いですし、ちょっと動きとかもあると思うので。

で、試合時間が深夜に及んだことで、ボチボチ帰る人も出始めます。反対側のスタンドを見ると、6割くらいの入りになっており、空席地帯もそこそこあります。しかし、僕の両サイドは引き続き熱烈応援。「電車がなくなる」と言いだしたのでやっと帰るのかと思ったら、「もう明日は休むことに決めたんで、朝までやってもらってもいいっすわー!」と逆方向に振り切り始める始末です。

結局、熱烈野球応援集団はみんなで小さくなりながら、ヒーローインタビューまでガッツリ並んで観戦。トイレにも行かない本物の野球ファンの姿を見せつけることになりました。22時前にはビールの売り子が販売終了を告げてそそくさと引きあげ、23時を回ると18歳以下は条例で帰れと言われるなか、それでも残った本物のファンたち。「どうして僕の隣には本物の野球ファンが…」「向こうもそう思ってるかもしれないけどそろそろ帰れよ…」「明日、仕事とかないんですかね!」という気持ちが、勝利によって報われたのは本当によかったです。

邪魔だったのでクビにかけたままの侍ジャパンマフラータオルは、じっとりと汗で滲んでいました。試合の熱さ、接近する両隣の熱さ、そして屋内なので全然マフラーとかいらない純粋な暑さ。室内なのにマフラー配るという内容と、配る場所は室外なので受け取らずに入場すると一回外に出ないといけないというシステムのちぐはぐさ。かつてこれほど疲労困憊となる試合はなかったように思います。これから自分が衰えていくにしたがって、その困憊ぶりが更新されていくかと思うと、ちょっと心配です。「中東アウェーに弾丸ツアー」みたいな元気なファンではないので、無理をしないように気をつければ大丈夫かなと思いますが…。

↓入場時にこの列を一回通ったのに
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↓これをもらうのを忘れたものだから、一回外に出て
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↓もう一回この列に並ぶという軽作業
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だもんで、今日は一日中眠くて、何にもできませんでした。

気を取り直して火曜日から頑張ります。



posted by フモフモ at 00:42 | Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする