氷ののれんに心躍る。
本日の日替わり特別メニューなど。
味についてはかなり悩みました。シーズン開幕だけに定番の金時系にするか、あるいはイチゴ練乳にするか、それとも新鮮味を求めていくか。メニューを見ながらじっくり検討したうえで、最終的にはゆづミルクという日替わり商品にしました。ゆづのミルクの味の氷、変化球から入った感じもしますが涼しげで美味しそうな予感。
こぶりな器なので盛りも少ないのかなと思いきや、器のうえにボールでも乗せるように氷を上手に積んで固めていく書き手。最下層にゆづミルク、中間層にゆづミルク、そしてトップにゆづミルクとどこまでゆづを掘り進めてもゆづのミルクが出てくるという親切設計は、かいている姿を凝視する僕を納得させるものでした。「中にたっぷりミルクを注いでいるな、うんうん」という気持ち。
そしてキターーー!!
トップには一際大きい果肉が!
食べるとゆづの薫りがフワーッと広がり、薄いミルクの味がします。氷は柔らかくてコシのあるタイプ。ただ薄く削るだけでなく粘りがある感じで食感を感じることができます。エアコンをキンキンにきかせた店よりも、オープンエアーで暑さを感じながら食べるベタついたかき氷のほうが個人的にも好み。ベタ雪が積もってお腹も膨れていくようです。
食べるのが下手すぎるせいで、ボールの外周部はダバダバこぼしてしまいましたが、たっぷりと氷をいただきお腹も大満足。自分用のかき氷機も家にあるのですが、家の氷ではなかなか出ないこの味わい、やはり店で食べる氷は格別です。氷を食べながらあたたかいほうじ茶を飲むと、ぜいたくな気持ちになります。
僕も将来はかき氷屋でもやりますかね。たこ焼き屋とかパン屋だと忙しそうだし、ヤケドしそうですが、かき氷屋だと適度にヒマな感じがしますし、危険も少ないような気がする。夏だけ働いて冬は遊べるんじゃなかろうか。夢もわいてくるような味でした。
味はまだまだあるみたいなので、お茶のかわりにかき氷に行くというのも含めて検討していこうと思います。ケーキセット(お茶+スイーツ)を頼むのと、かき氷(スイーツ&ジュース+お茶)を頼むのでは、よくよく考えたらどっちもどっちですからね。ごちそうさまでした。