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2017年04月15日

将来がなくなるまで。

今日は平日の疲れでグッタリと寝てしまいました。平日に疲れすぎると、休日もダメになるといういい見本です。何だか事実上の休日出勤のような気持ちです。休みの日をスタートから全力で自分のために使うには、平日にチカラを出し切ってはいけない。やりきれない気持ちです。製氷機のフィルターも買わないといけないのに。

午後から遅い朝食を求めて隣町へ。雨が降るかもしれないので傘を持って歩いていったのに、結局は降らずに杖のようについて歩くことに。結局、食事処まで我慢ができずにパン屋に立ち寄ってオヤツを仕入れます。オヤツはアンパンにしました。アンパンを食べながら四葉のクローバーを探したら、葉っぱが5枚あるヤツを見つけました。すごくいいことがありそうな気がするし、ヘンなおつりがきそうな気もする。

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食事は蕎麦屋にしました。僕は天ざるで栄養を補給します。斜め前の席では、まだ太陽が沈む前から酒盛りをするオジサンふたり組が。オジサンというよりは、もっと枯れたお年寄りですかね。髪は薄く、シワは深い。それでも身なりはオシャレで、品のいいシャツとスポーティなリュック。野鳥の会か何かのような、オジサンたちです。

玉子とじとビールで酒盛りを始めると、騒ぐでもなく話すでもなく、しずかーに酒を酌み交わします。ふたりでひとつの玉子とじ、ふたりで一本のビール。ちいさなコップで分け合って、ゆっくりゆっくり消化していきます。小さな声でぽそりぽそりとかわす会話。そしてほとんどの時間を埋める沈黙。何だかとても素敵なふたりです。

僕が蕎麦湯まで飲み干した頃、ふたりはようやくそばの時間。ひとりは天ぷらそば、ひとりは天ざる。斜めに向かい合って座るところといい、仲が良くて、でも少し違う、そんなデコボコした感じがとても好ましい。酒は冷やにかわって、それをまたふたつのおちょこで分け合って飲んでいる。ほとんど何も話さず、ただただ静かに。

そして、食事を終えた僕がふたりの横を通って会計に向かうとき、ようやく小さな声の会話をキャッチすることができました。

「将来、どうするんだい」

「将来なんか、ねぇよ」

小さく笑ったふたりは、また静かに酒とそばのつづきをすすり始めます。将来はないけれど、そのぶん予定もないのだから、友だちがいる間、ずっとこんな時間がつづくんだなぁと思ったら、とてもうらやましい気持ちになりました。一緒に年を取る恋人や配偶者も欲しいけれど、やっぱり友だちは格別だなぁと思いました。会社にも友だちがいれば、もっと楽しいのになぁと思いました。将来がなくなるまで飲んで過ごせたらきっと最高なんでしょうね。




posted by フモフモ at 23:34 | Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする