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2014年01月01日

あまちゃん・真の最終回〜あの人はいずこ〜

あまちゃんファンにとって最高の紅白、僕はまだ興奮が冷めずにいます。総集編でこれまでのお話を一気に振り返り、そして紅白での「第157話」につなげる。本編156話の先にある、あまちゃん世界の未来を描いた真の最終話。紅白という舞台を見ながら、あまちゃん世界のつづきを見守るという不思議な感覚は、ステキな初夢のようでした。

ユイちゃんがついに東京にこれたという感動。156話でもまだ畑野のトンネルの先までしかいけなかったユイちゃんが、何のトラブルもなく、「すぐいくから待ってて!」の一言で、無念の別れのときに叫んだあの一言で、北三陸から東京という距離を感じさせないスピードでNHKホールに到着する。あぁ、ユイちゃんがやっと東京にこれた。本編でやり残した大きな何かが救われたような気がします。

その裏にある北三陸の復興。鉄拳のパラパラ漫画で描かれたユイちゃんの道中は、きたてつで宮古まで出て、そこからタクシーに乗り換えるというものでした。本編ではお座敷列車再開の2012年7月1日頃までしか描かれていませんでしたが、あのとき部分的復旧だったきたてつはちゃんと全区間操業再開し、しかも大吉と黒川が鉄道toタクシーのリレーをしている。ユイちゃんを送り迎えしながら、「頼むぞモータリゼーション!」「はい、お任せください!」なんて二人がハイタッチしていたかと思うと胸熱ものです。

そしてユイちゃんを交えて行なわれた紅白のステージ。背景の映像では懐かしのオープニングとともに「第157回 おら紅白出るど!」の文字が。あぁ、そういうことかという納得感。紅白オープニングから挙動不審な司会進行をしていたアキちゃんは、アイドルとして大成し、紅白に出演しているのだ。そしてそのエピソードを、今ここで描いているのだ。きたてつ復旧を伝えるニュース映像をあまちゃん内で見たのとは逆に、アキの紅白出演を紅白内で見る。これもまたあまちゃんならではの演出と言えるでしょう。

歌うはもちろん「潮騒のメモリー」。潮騒のメモリーズの紅白でのパフォーマンスは、最高にカッコよかった。「千円返して!」の決め顔なんて、過去イチの切れ味だったのではw

↓5000万円の返金を要求するレベルの顔を見せるアキちゃん!



さて、カンのいいかたなら当然お察しでしょうが、2コーラス目からはキョンキョンが登場!名義は「天野春子」。紅白出演歌手と同じ字幕で「天野春子」の名前が出ました。春子がついに紅白に出られた。悲願成就。そのスナックから出てきたような普段着の姿といい、春子にとってもこれはサプライズだったのかもしれません。「あたしはいいよ」「いいよ」と暴れる春子を、アキと鈴鹿さんが強引に引きずり出す。そんな舞台裏が垣間見えるよう。

春子が「三途の川のマーメイド 友だち少ないマーメイド」と原曲どおり歌ったところで、あまちゃんファンならエッとなったはず。だってここは、本編で「震災を思わせる」ことから鈴鹿ひろ美が歌詞を変更した箇所。原曲通りに歌うなんてありえない!と思っていたところ…鈴鹿さんも3コーラス目として登場!

あの海女カフェライブを思わせる「アイミスユー」からの始まりは、あまちゃんファンはもちろん、あまちゃんを見ておらず、現在の歌手・薬師丸ひろ子がどうなっているのかをフォローできていない多くの国民に衝撃を与えたのでは。上手い、上手すぎる。キョンキョンと聖子が震え上がるような歌の女神が降臨した。さすが薬師丸ひろ子、さすが鈴鹿ひろ美です。

↓フィナーレでは出演者が大集合して歓喜の合唱!



↓最高の最終回!こんな幸せな、こんな意味ある続編なら大歓迎です!



約15分。朝ドラと同じ尺でつくられたあまちゃん真の最終回。紅白のカメラがとらえた映像をそのままあまちゃんの157話とするという点で、粋な演出です。これ、DVDボックスに追加しないとまずいんじゃないですかね?これ見ないで、あまちゃん見た気になったらダメでしょう。

最後はアイドル評論家のヒビキ一郎が客席にいるという小ネタまで仕込む手のこみよう。ヒビキを春子が見つけてことさらに採り上げるあたりは、自分がアイドルとしては発見してもらえなかった恨みが、時を経て「ちゃんと見ている人はいるんだな」「アキみたいに輝いていれば見つけてもらえるんだ」「私は何か違ったのかもね」という意味合いでアイドルファン、アイドルおたくを春子が見直したのではないかとまで感じさせるものでした。

本当にスカッとしました!

この感動の前ではサブちゃんすらかすみます!


さて、そんな中、僕はちょっと引っかかっていることがありました。それは一部の主要なキャストが真の最終話に登場していないことです。クドカン脚本のガチ157話。大晦日の紅白という舞台。たとえスケジュールが埋まっていても、たとえ出演を固辞されたとしても、居るべき人が居ないってのはナイ話。少なくとも、脚本のどこかで帳尻は合わせているはずです。「何故いないのか」という点について。

自分の中のスッキリしない部分を解消すべく、ここにいないあの人はいずこにいるのか、考えていきましょう。

●小野寺薫子…「不在者」について考えるきっかけになったのが小野寺ちゃんの不在。GMT5で一番人気の小野寺ちゃんが、GMT5にいない。現実的には小野寺ちゃんがまだ14歳のため、21時台のテレビ出演などできないというのが理由です。これは、そのままあまちゃん内でも適用されるルールと考えていいでしょう。小野寺ちゃんはNHKホールの控室でGMTメンバーを待っているはずです。もしそこにカメラがあれば、小野寺ちゃんがずんだずんだしているのをとらえたことでしょう。

●ベロニカ…こちらも現年齢が13歳と若いGMTメンバー。当然最終話には出られません。しかし、ひっかかる点が。GMT5と名乗って登場したメンバーに宮下アユミ(徳島。本編中ではアイドルより恋人を選び脱退。ママとなる)が含まれていたのです。もともとGMT6だったものが、アユミが抜けてGMT5になったのですから、復帰したならGMT6に戻しそうなもの。ひょっとしてベロニカはピンでの活動が増えたか、あるいはブラジルにいっちゃったとかで、グループを脱退しているのではないでしょうか。当初から若干浮いていた感はイナメナイヨネ〜

●天野夏…審査員席に宮本信子さんがいるので絶対に出られないのですが(笑)、アキが「似てるけど別人だ」とセリフで言ったことから、夏はNHKホールに来ていないことは確定です。まぁ、夏ばっぱなら、たとえ何があってもNHKホールには来なかったことでしょう。袖が浜から出ないのが夏ですからね。鉄拳アニメには描かれていませんでしたが、ひょっとしたら袖が浜で大漁旗を振ってユイちゃんを送り出していたかも?

●天野忠兵衛…正月は家に帰っているはずですので、夏ばっぱとお酒でも飲みながらアキの応援ですね。

●足立功・足立よしえ…こちらは健康面の問題か。足立先生は深夜のテレビ出演や、深夜の飲み会は自重するでしょう。当然奥さんも付き添う形で。家でユイちゃんの初紅白を泣きながら見ているに違いありません。

●栗原しおり…作中では副駅長の吉田くんと結婚してママになったしおりさん。まだ娘が幼いので、夜泣き・授乳と大変なはず。子どもを置いて外出はできませんよね。

●花巻珠子…フレディ・マーキュリーで登場なんて展開もありそうですが、花巻さんはあくまで安部ちゃんの後任。安部ちゃん復帰後は本編中でもフェードアウトしていますので、ここに出ないのはむしろ自然。

●梅頭…無頼鮨の親方も本編中でフェードアウト済。もし出番があったとしても、大晦日の鮨屋に紅白に出ている暇などありません!

●甲斐…「アイドル」のマスターは店から一歩も出ず、今夜もテレビで紅白を見ています。「春ちゃん!」とか言いながら。

●磯野心平・種市浩一…いっそんと種市先輩がいないのは、本当に残念でした。一体この二人は何をしていたのでしょう。いっそんは教員として深夜の飲み会を教育上の配慮から自重するというセンもあるかもしれませんが(今さらですがw)、種市先輩が来ないなんて考えられない。あるいは二人は、南部ダイバーを歌うためにバックヤードに待機していたのでしょうか?ちょっと無理ですかね。

●熊谷美寿々…BSの番組でプロレスを見ていたから出られない…なんて現実の話もあったりしますが、みすずさんが忘年会に来ないってのもヘンな話。ある意味で一番納得できない不在です。前述のいっそん・種市先輩と合わせて、僕はひとつの邪推をしているのですが、この恋多き女性が種市先輩(あるいはいっそん)をひっかけて、何度目かの駆け落ちに出ているという可能性はないでしょうか。相手はともかくとして、駆け落ち以外にはみすずさん不在の理由は考えられません。相手がどちらなのか、それは視聴者の想像次第という形で。そこを確定させないためのいっそん・種市ダブル不在と考えれば、納得できるかも?しれません。

●若春子…これだけのメンバーが出ていて有村架純ちゃんが出ないってのは寂しいかぎりですが、若春子は本編で成仏済。むしろここに出てはいけません。この辺は、単なるスペシャルステージではなく、クドカンが157話として脚本を書いたことで筋がビシッととおってますね。僕がプロデューサーなら出したいですものw

●水口琢磨・荒巻太一…この二人がいないのって、ヘンなようでヘンじゃないんです。だって、ステージに潮騒のメモリーズとGMT5とアメ横女学園が出ているんですから。当然プロデューサーとマネージャーは舞台袖で彼女たちの活躍を見守っています(河島耕作も)。いないんじゃなくて、映ってないだけ。何か、この紅白を紅白内で見るのではなく、あまちゃん内で見たくなりますね。そしたら水口にももう一回会えたのに!


とまぁ、こんな妄想をしていたら眠れなくなってしまい、朝までかけてこんなことを書き綴ってしまいました。まだあまちゃん157話を見ていない人も、これから157話を見る人も、もう一度ビデオで見返すときに、こんなことを考えながら見るのも楽しいかもしれません。2013年はあまちゃんの年だった…それがファン共通の思いでしょうから。

↓紅白内でのあまちゃん特別編

↓あまちゃん真の最終話動画

あまちゃんありがとう!

本当にありがとう!






posted by フモフモ at 07:39 | Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。157話面白かった〜!大興奮でした。ミズタクと種市先輩がでてこないのは気づきましたが、みすずさんもいなかったか‥。えとえと種市先輩と駆け落ちは生々しいので、いっそんと駆け落ち説のほうを支持します!今年もよろしくお願いします。
Posted by らっさん at 2014年01月01日 08:27
橋幸夫も出て欲しかったですね。
綾瀬はるかリアルに幸橋夫言い間違える→会場大爆発みたいな展開とが見たかったです
Posted by 鳥羽ヒロシ at 2014年01月01日 09:51
紅白のあまちゃんコーナー、クドカン脚本、大友さん音楽という情報が入って来たときから期待して待っていましたが、まさかこんなに素敵な第157回が観られるなんて感無量です! ユイちゃんが東京に来た〜(ToT)と叫びながらみてました!
そこにいない人の想像をするのも物語を補完する形でいいですね(^o^)
Posted by P子 at 2014年01月01日 10:34
あけましておめでとうございます。薬師丸ひろ子はなぜ聞いただけで泣けるのだろう。すごいわこの人。
アキのMCが痛すぎて生で見るのに正視しづらかったんだけどアキは紅白に出演してた設定だったと後で気づいて納得。でも能年ちゃんは綾瀬はるかと同じく生でやる素材じゃないことにも納得。でもかわいいは正義だ。うん。
Posted by た at 2014年01月01日 13:56
ユザーンさんのことも時々思い出してください
Posted by もしこ at 2014年01月01日 17:35
こんなストーリーを考えられるクドカンって凄いですね。
あと本気を出したNHKも。
Posted by バイロ at 2014年01月01日 23:58
クドカンさんは本当に小泉さんと薬師丸さんが好きですね。その一貫している所がいいなあ、と思いました。どちらもやっぱり歌上手かったですねえ。
個人的には総集編の前髪クネオが秀逸でした。
私はNHKの花の歌が苦手なので、潮騒のメモリーに救われました。
うぬぼれ刑事の中島美嘉さんもいつかこういう風な(薬師丸さんや小泉さんのような)役やるのかなあ、と思いました。
Posted by ちびお at 2014年01月02日 02:14
ドラマを見ていなかったひとはこのコーナーにどういう感想を持ったか気になる
Posted by 渋ちゃん at 2014年01月02日 12:01
小野寺ちゃん出てなかったのはそういう理由かー。納得。
昼間だか夕方だかの前哨番組には単独で出てたし、自分は紅白に出られなくてもGMTとして広報活動してたんだな。ええ子やなあ。

ベロニカは里帰りしただけかと思ってた。天皇杯の準決勝決勝すっぽかして帰っちゃう外国人選手とかよくいるし。

美保純は駆け落ちとかしてねえで出ろや!一番カワイイんだから!
Posted by みやぎー at 2014年01月02日 15:34
潮騒のメモリーズ、超可愛かった…感無量。
いっそんがいない!と叫んでしまいました。
Posted by れね at 2014年01月02日 23:37
ミズタクとイッソン、みすずさん不在が寂しかったです。

でも最終話、よかったですね、アキ・ユイはもちろん、
いつもより少し化粧した春子と、大女優・鈴鹿ひろ美、そしてみんなを見守るヒビキ。
潮騒のメモリーズはヒビキの存在なくしては語れないから、よかったです。
マーキュリーももう一度見たかったな。

年度末、何度も生まれたてのキリンやら鹿やら、ぷるぷる映像見るたび、太巻さんの子鹿を思い出しました。
Posted by ちょろこ at 2014年01月03日 06:45
アイドルは女優になれるが女優はアイドルにはなれない、を証明してしまった紅白でした。
Posted by タコスケ at 2014年01月05日 12:09
まさかの157回。ちゃんと15分。
観れてよかったー!
ユイちゃん軽やかに東京来れちゃった顔1(うれしいカオ)
ミズタクは袖の幕で感無量のハズ。太巻さんも鈴鹿ひろ美にくっついて来てるハズ手(パー)
あまちゃんworld、いつまでも!
Posted by SARA at 2014年01月10日 09:46
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