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2014年02月25日

東京マラソン、完走です!

東京マラソン完走しました!

もうツイッターなどでは自慢ツイートを垂れ流しておりますが、僕は去る2月23日に行なわれた東京マラソン2014に参加し、無事に完走することができました!一度は走ってみたいと心に秘めてから数年。毎年応募してきた僕についに訪れた幸運、東京のド真ん中を駆け抜けながら、イヤというほど噛み締めてきました。

当日の朝、僕はいつもより早く7時に家を出ました。新宿までは勝手知ったる道で、焦りはありません。ノンビリトコトコ都庁へ。すでに電車の中から同志をチラホラと発見してはいましたが、現地にはさらに多くの同志たちが。みな一様に手荷物預かり用の専用ビニール袋を持ち、靴に計時用のプレートをつけているので、わかりやすいですね。僕の住む町にもこんなにたくさんの同志がいたんだ、とか感じるのも新鮮です。

↓同志多すぎて大混乱です!
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これ手荷物預かりのための順番待ちです!

ここが一番大変だったかもしれません!


荷物の預けとトイレを済ませて、自分のスタート位置についたのは8時50分頃。スタート時刻は9時と聞いていましたが、エライさんの挨拶などで若干ズレこみもあったかもしれません。最終的に僕がスタートラインを通過したのは先頭が走り始めてから18分36秒後。たまたま写真に映ってたので、確認できました。この差では藤原新さんはもとより、キルイ、キピエゴらケニア勢に追いつくのは不可能ですね。

↓行くぜゴールまで!
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ひゃっはー!

東京を制覇するぞ!


序盤はいたって快調なペース。とにかく東京の大動脈を自分の足で駆け抜けていくことが最高に気持ちいい。新宿からスタートし、四谷・日比谷と駆け抜けていく道のり。幸せな気持ちで一杯になります。10キロ部門のゴール地点を過ぎるあたりでは、もっともっと走りたい!10キロじゃ満足できない!という無限のやる気も出ていました。レース開始からおよそ1時間後のことです。

変わっていく風景と、途切れることない応援イベント。沿道では踊りや歌、思い思いのプレートなどが掲げられ、それもまた楽しみを増してくれます。練習時、ひとりで周回コースをめぐっていると、どうしても退屈で飽きてきてしまうのですが、この日は本当に目にも楽しいランでした。

↓道路標識もランナーを応援!
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楽しんで走ってるよ!

この時点では!


↓踊りでランナーを盛り上げるイベントも多数開催!
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元気が出たよ!

この時点では!


しかし、じょじょに雲行きは怪しくなっていきます。舞い落ちる雪だけが原因ではありません。僕は最初7キロから練習を開始して、ラクになるごとに10キロ、15キロとあげていったのですが、大会直前になって忙しくなってきたこともあり、15キロより長い距離での練習を積むことをやめてしまったのです。

「練習は裏切らない」と言いますが、まさにソレ。15キロというと大体品川の折り返しのあたりなのですが、そこまでの快調さに比べて、じょじょに苦しさが増してきます。心肺も、頭も大丈夫なのですが、脚が少しずつ重くなってきたのです。それでも走りつづけられたのは、東京の名所たちのパワーによるもの。もう少し行けばアレが見える、もう少し行けばアソコを走れる。そういう想いが、僕の脚を動かしていました。

↓アップルストアが!松屋が!ここは銀座だ!
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夢の銀ブラ気持ちいい!

まだ、この時点では!


↓やってきました雷門!
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遠くから雷門が見えたとき、テンション上がりました!

まだ、この時点では!


↓そびえたつスカイツリーを目指せ!
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このままスカイツリーまで走りたい気持ち!

まだ、この時点では!


僕が元気だったのはおおよそこのあたりまで。ここからは「練習ならもう止めてたな」という足の重さで、めっきりとスピードが落ちます。1キロごとの表示がやってくるペースが遅く、「まだ30キロ!?」などの弱音も漏れ始めます。練習時の直観として「自分がラクに走れる距離の倍はイケるんじゃないか」と思っていましたが、まさにその通りに30キロで「限界」がやってきたのです。

もちろん30キロからがマラソンだというのは先刻承知。そしてその原因がグリコーゲンの枯渇にあることも把握しています。人間の体内に蓄えられているエネルギーが尽きるので、まさにガス欠のようにチカラ尽きるんですよね。知ってる知ってる。だから僕は朝はオニギリを食べましたし、レース中にもゼリー系のエナジーチャージャーを補給したのです。

↓もちろん給食もたっぷりいただきましたよ!
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バナナでしょ、トマトでしょ、パンでしょ!

沿道の方からチョコをもらったりもしました!

美味しかったです!

ギリ、この時点では!


ところが予想だにしていない事態が。エネルギーも心肺系も頭も引きつづき好調なのですが、脚が痛くなってきてしまったのです。ヒザの上あたりに走る激痛。あー、脚ができてないわ、30キロで終わる脚だわ、という絶望感。これはもうよくなることはなく、何を食べたからといって回復しないという感覚。その時点でレースはまだ35キロ。うーん、ヤバい。

ここからはもうひたすらガマンです。立ち止まって脚を揉んだり、伸ばしたり。歩いてみたり、休んでみたり。ごまかしながらゆっくりゴールを目指します。関門閉鎖の時間にはまだ余裕があったものの、少しずつ焦りも出てきます。次の5キロ、本当に行けるのか?と。

気がつけば、歩いている人にまで抜かれる始末。ペースもどんどん落ちて行き、初回の目標として低めに設定したつもりの「5時間台」というところまでオーバーしそうになっていきます。もうこうなると楽しむ余裕はなくなり、自分の足元だけにしか意識がいきません。ハッキリ言って限界です!もう帰りたいです!

↓そして海が見えてきた!
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もう完全に「ハイハイ、海ね」の心境!

「うわー、海だ!」「未来がそこに見えるよ!」「一緒に走ろう!」なんて気持ちはゼロです!

風は冷たいわ、景色は単調だわ、休む場所もないわw


とは言え、こういう限界に追い込まれることが希望でもあったような気がします。マラソンってそういうM心を刺激するものな気がしますし。幸い東京マラソンは3万人も参加するので、後ろを見ればまだまだたくさんランナーがいます。なら、ここで諦めるわけにはいきません。そんな僕の最後のチカラとなったのは沿道からの声援。僕が生涯で一番疲れた日、僕は生涯で一番応援されました。そんな今だからわかることがある。「チカラになる応援」と「そうでもない応援」ってのがあることが…!

↓僕が生涯で一番疲れた日、心に響いた応援と響かなかった応援があった!

<僕の心に響いた応援ベスト3>

●「この坂をのぼれば●●キロだよ!」「次の角を曲がれば給食だよ!」
解説:あと数十メートルという短期的な目標を示されることで、「そこまではいこうか」というゴマカシがきく

●「ここで止めたら勿体ないよ!」「来年は当たらないかもしれないよ!」
解説:35キロ以上走ってきて、今ここで止めるのは損だなという計算から、やる気が出てくる

●「歩いても着くよ!」
解説:すごく安心しました


<僕の心に響かなかった応援ベスト3>

●「あと10キロだよ!」「残りもう9キロだよ!」「たった8キロだよ!」
解説:コッチの腹の中では「まだ10キロもあんのか…」「まだ9キロもあんのか…」「まだ8キロもあんのか…」と思っているので、素直に受け止められない

●「美味しいビールが待ってるよ!」
解説:もう完全にへばっているので、とても酒飲む体調ではない。そしてコレを言っている人は結構な打率で飲んでいるので、何か釈然としない

●「痛いのは気のせい!」
解説:気のせいじゃねーよw リアルに痛いわ!


とまぁ、単に僕がヘタレだからではありますが、その人ごとの状況にあった応援があるのだなと改めて感じました。これは今後、僕がスタジアムで応援をする際にも参考になる気づきでした。選手の中で反発を生むようなことを言っても意味はなく、上手にやる気を引き出してあげるテクニックが応援する側にも求められるのだな、と。

そうした応援に励まされたり、ツッコミ返したりしながら、僕はようやくゴール付近へ。ゴールが見えるとやる気が出るという話は本当で、最後の2キロはそこまでのトボトボ歩行から、トコトコ走行へスピードアップ。最後はしっかり走ってゴールすることができました。

↓完走時にもらった生まれて初めてのメダル!
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何か嬉しいですね!

お土産があると!

ないよりは、あるほうが、断然イイです!


完走後は「もう二度と走らん!」とまでバテていた僕ですが、今こうしていると「また走りたい」という気持ちになってくるから不思議。もし足が痛くならないくらいにトレーニングを積んでいたら、どれだけ楽しいイベントだったことか。大きな達成感が残るぶん、やり残したことへの欲も出てきます。せっかく少し鍛えた身体ですし、またゼロに戻るのは勿体ないですし、また来年も応募だけはしてみようかな…なんて思うのです。まぁ、当面は「走り終わってビールが美味い」程度にしようと思いますがw

↓今回用に買ったもので本当に必要だったものはこんな感じでした!

●ランニング用タイツ
これ結構高いんですけど、あるとないとじゃ段違いです。すごく足がサポートされます。1万円で完走が買えるならラクなもの。現地でも9割くらいの人はつけてましたし、穿いてるほうがオシャレです。



●ランニング用シューズ
これもちゃんとしたヤツを買ったほうがいいです。普通のスニーカーだと「荷物」ですが、ラン用のシューズは足を地面につくたびに逆にバネとなって前に身体を弾ませてくれます。



●ランニング用上着
最初、練習用のロンT(これもラン用の1万円くらいするヤツ)で大丈夫かなと思ったんですが、一応ウィンドブレーカーみたいのをオシャレ感で着ていったんです。暑いかなという心配はヨソに、後半ペースが落ちてからは逆に寒くなってきてしまい、上着がなかったら風邪ひくところでした。テレビの印象にダマされず、遅い人は普通に厚着。冬のマラソンは素人には寒いです。


●ランニング用手袋
これも防寒対策で必須です。普段は必要ないですが、本番では指先が寒さでジンジンと痛みました。


<逆に用意したけどイマイチだったもの>
・ダイソーの100円の防寒用ポンチョ(上着着たから…)
・ラン用の小さなウェストポーチ(小さすぎて何も入らず)
・5本指靴下(悪くはないけど、あまり効果を実感できず)
・食事(給食だけでなく沿道で食べ物くれる人多数)


初めて挑戦する人にはとにかくタイツと靴だけは高いヤツを買えと言いたいです!

ほかはお好みで!


来年は最後まで元気に走れますように!




posted by フモフモ at 00:39 | Comment(12) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
か、完走っ!?
社畜が、完走とな!?
すごい、すごすぎます!
友人は次の日松葉杖で出社し、現役引退を宣言していました。
また走りたいと思っちゃうの、何でなんでしょうね。
翌日生まれたての小鹿みたいにしか動けないのに←自分です
とにかく、御生還おめでとうございます!
Posted by s at 2014年02月25日 01:02
マラソン大会の応援が好きで、東京マラソンも沿道で応援していました。
なるほど、やる気を引き出す応援かぁ…走ったからこそ分かることですね!
私も今年は人生の記念に(年齢的にちょうど区切りの年なのです)チャレンジしてみようかなー!
Posted by なまんちょ at 2014年02月25日 01:04
お、お疲れ様でしたー!
すげえ、初マラソンで完走…

なんか生活に疲れた会社員の振りして
実はフモさんアスリートだったんですか?

先々辛くならないように足のケアはしっかりおやりくださいませ。
Posted by at 2014年02月25日 01:50
地方在住ですが、
テレビで東京マラソンの映像が流れる度
『フモさんどうだったかな!?』
と案じてました〜!
完走おめでとうございます*\(^o^)/*
Posted by 夢 at 2014年02月25日 07:23
お疲れ様でした。
私も2度ほど走ったことがありますが、
普段は車両が走っている道路を走る、というのは
テンション上がりますよね。

個人的にやる気になる応援は、
「いつものコース、あと、2周!」というものです。
もっとも、その人がどんなコースで練習しているか
知らないとできませんが・・・。

37キロ付近でいつも「○○なのは気のせい」の
ボード掲げている人がいますが、私はアレに
励まされました。「苦しいのは気のせいだ」
ってw

しばらく階段の下りがきついと思いますので
ご自愛ください。
Posted by るるるの歌 at 2014年02月25日 08:49
完走おめでとうございます!
オリンピックでも散々忙しかったでしょうに、本当にすごいです!
僕は過去2年フルマラソンに挑戦しましたが、まだ一度も完走できてません……
今年こそは!と励まされました。
お疲れ様でした!!
Posted by ななせ at 2014年02月25日 10:29
完走、素晴らしいですね。
おめでとうございます!
良い思い出になるでしょうねー
Posted by at 2014年02月25日 11:16
スゴイ!
完走おめでとうございます〜
ヤミツキになるんでしょうねぇこういうのって。
来年も楽しみですね〜
Posted by なんかいめ at 2014年02月25日 14:55
完走おめでとうございます。

前からもやーっと感じてたんすけど、
東京マラソンが決まってから
中の人が書く文章がすこしだけポジティブになった印象があります。

走るといいことがありそうですね。
自分も来年応募してみます。
Posted by せ at 2014年02月26日 00:08
お疲れ様でした。
ナイキ派なんですねえ。
今回は結構招待選手も欠場したみたいですね。
Posted by at 2014年02月26日 01:06
完走したのは気のせい!

それはメダルじゃなくてパン!
Posted by 心に響け! at 2014年02月26日 13:59
メダルとタオルは勇者の証!
Posted by X-Boy at 2014年02月27日 00:55
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