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2017年07月27日

スポーツ界隈から見る「BLAST!」のPVいろいろ。

ももクロちゃんの新曲のPVが公開されました。見ると、スポーツ界の有名人がたくさん出ており、PV自体も五輪をイメージした映像になっています。なかなか凝っていたので、こちらも凝った感じで見て行こうと思います。

●2020年深谷五輪の実施競技
PVを撮影したのが深谷ということだそうで、最後のほうには深谷のゆるキャラも出てきています。架空の五輪、そこで奮闘するアスリートそんなイメージでしょうか。柔道場の背景には種目が記されており、それによると実施競技は柔道・卓球・ボクシング・バレーボール・バスケットボール・バドミントン・フェンシング・空手・ホッケー・近代五種・ボート・(7人制)ラグビー・セーリング・スポーツクライミング・サーフィン・トライアスロンである模様。

実際の五輪競技からは陸上・水泳・体操・テニス・サッカー・自転車・レスリング・アーチェリー・テコンドー・馬術・射撃・カヌー・ローラースポーツ・野球&ソフトボール・ゴルフ・ハンドボールがないようです。ここであーりんがやっているウェイトリフティングがボードに書かれていないのは、書き忘れなのでしょうか。もしかしたら勝手にバーベルを持ち上げているだけの人という演出なのかもしれません。

細かいことを言うようで恐縮ですが、表記の部分ではボートを「BOAT」と書いていますが、ここは「ROWING」がよいでしょう。また、近代五種を「FIVE-EVENT COMPETITION」としているっぽいですが「MODERN PENTATHRON」がよいです。まぁ、これもまったく別の競技のことなのかもしれませんが。あとは「TRIATHLONS」「SPORTS CLIMB」なども微妙に気になりますが、わかるのでオッケーです。


●ウェイトリフティングの選手も本物のアスリートです
0分30秒でバーベルをあげているのは実際のウェイトリフティングの選手・佐渡山彩奈さんです。佐渡山さんはいちご株式会社のウェイトリフティング部所属なので、コーチ役で出演している三宅宏実さんとのセット出演ですかね。


●柔道は国際ルールではなさそう
国際大会では白と青、対戦する選手がそれぞれ違う色の柔道着を着ることになっていますが、この試合では両選手とも白。日本国内の大会なのでしょうか。言われてみれば日本の選手しか出ていません。試合場のサイズ自体も実際のものより小さいです。また五輪などでは畳の色は2色となっており、場内・場外の区別しかありません。内側が黄色で外が全体真っ赤とか、そんな感じです。赤畳で危険地帯を示すのは主要な国際試合ではあまり使用されない体裁です。ていうか、そもそも無差別級。やはり国内大会っぽいですね。深谷だしw

また、試合時間もPVの2分49秒で5分と表示されていますが、現行の国際試合では男女とも試合時間は4分です。さらに得点表示でも最終的にかなこが一本勝ちしたときに「100」と表示されていますが(PVの4分29秒)、これは「有効」が残っている少し前のルール。現在は「一本」「技あり」の2種類しか得点がありません。カウントされるのは技ありだけで、一本の場合は「IPPON」と表示されてそこで試合は終わります。国内の保守派の大会って感じでしょうか。


●五輪ルールとは異なる重量挙げ
五輪の重量挙げでは、まずスナッチという種目を行ない、その後クリーン&ジャークという種目を行なう2回戦で、トータルの重量を争う仕組みです。PVであーりんがチャレンジしているのはスナッチです。スナッチではバーベルを一気に頭上まで持ち上げます。クリーン&ジャークは肩のところで一回止めてから持ち上げます。スナッチのほうが重い重量を挙げるのは難しいです。

競技中の字幕からはあーりんは75キロに2度挑戦して、2度失敗しています。3回目の試技で記録を残せなければ、記録ナシとなり、五輪ルールではクリーン&ジャークには進めません。しかし、鼻歌まじりで試技に向かうなど、かなりの大物感があります。どうやらこの大会は五輪ルールとは異なるようで、75キロを挙げたあーりんはスナッチ種目単体での優勝をしっかり決めています。なるほど、最初から優勝狙いで一発にかけていた、というキャラなんですね。

なお、スナッチ75キロというのはあーりんが最軽量の48キロ級の選手だったと仮定したとき、全日本選手権優勝レベルの記録となります。三宅さんのベストは超えない範囲で、いいセンの記録を出してきましたw


●大逆転のフルーレ
玉井さんが挑戦しているのはフェンシングのなかのフルーレという種目です。太田雄貴さんがやっているヤツです。胴体の両面だけが有効面で、攻撃は突きのみです。選手は通電するメタルジャケットを着ており、剣先で突くと電気が通って電気審判器のランプがつきます。試合前に両者が剣で突きあっているのは、電気が通じてランプがつくかどうかの確認です。

試合時間は9分間(3分間3ピリオド)で、15点先取です。途中展開を見ると第3ピリオド残り1分33秒の時点で、宮脇花綸ちゃん(東京五輪のヒロイン候補のひとり)が12点、玉井さんが9点なのでかなり玉井さんは追い込まれています。しかし、ここからの55秒で玉井さんが怒涛の逆転劇で15点を先取しています。見ていたら脳汁出そうになるだろう大逆転です。


●推され隊ペアのローテミス
卓球のダブルスのサーブは、同じ選手が2本打って相手ペアのサーブになります。推され隊は第1ゲームの最初のサーブをももかが打ったあと、2本目のサーブ(1分21秒)でれにちゃんにサーブを交替していますが、これは順番間違いとなります。惜しい!ただ、台がリオでも使われた日本製・三英の台というのはなかなかに美しいです。その辺の卓球台でなくわざわざコレを持ってきたというのはこだわりを感じます。

なお、織田コーチはうるさ過ぎるので退席処分が妥当ですw


多少意地悪なツッコミもしましたが、全体的にはそれぞれの競技のルールや展開を把握したうえで作っていることが感じられるものでした。試合としてドラマティックな展開が成立していることがちゃんとわかります。柔道は残り時間わずかでの一本、卓球は2ゲーム先取後の第4ゲームを序盤5-1とリードしながら逆転で落とした…という状況から建て直しての勝利、フェンシングは大逆転、重量挙げは一発のビッグプレーと、ありそうな範囲の奇跡が描かれているのがとてもいいんじゃないでしょうか。

三宅宏実さんがリオでメダルを獲ったときに、腰を痛めて不調の三宅さんがスナッチで2回失敗のあと3回目で見事に成功という奇跡的な場面がありましたが、その辺を下敷きにしているあたりも本人リスペクト感があってよいです。競技選びも、メンバーの個性に寄り添っていて好印象。かなこが新体操をやらないというのも、深いところでのリスペクトなんじゃないでしょうか。よくできていると思います。

東京五輪に向けてこの手のネタを定番のものとして、ほかの競技で、ほかのアスリートとの絡みなどもぜひ見てみたいもの。ホッケーのユニフォームとか、衣装としても映えると思うので別競技のパターンも見てみたいところ。この流れでライブとかにもゲストアスリートとかがきてくれたりすると、僕的にもお得感ありますしね。





posted by フモフモ at 04:55 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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